理事長あいさつ

2021.4.26(2)
山陽学園は、1886(明治19)年、女性の地位向上を目指し、知・徳を兼ね備えた女性を育成するため、「山陽英和女学校」として設立されました。当時はまだ女性の社会的地位や女性に対する意識が低い時代でした。我が国の近代化、社会の発展のためには女子教育が必要であるとの熱い思いで、岡山の地にいち早く女学校を創設しました。そして今日に至るまで、女子教育の振興と人材育成を通して地域社会の発展に貢献してまいりました。  
 
それから130年余が経過した現在、社会情勢は大きく変化しました。グローバル化や情報化等の進展により、様々な分野でボーダレス化が進みました。法令も順次整備され、女性の活躍も大いに盛んになり、人々の意識は大きく変化しました。こうしたなか、本学園は、大学・短期大学につづき、2020年から中学校・高等学校も男女共学校に移行しました。今後一層多様性が重視されるなか、調和のとれた男女共学教育を行うことで、共生社会の実現に寄与してまいります。    
 
また、短期大学に、2020年から3年コースを新設しました。2018年に大学に開設した地域マネジメント学部に続く改革です。このコースでは時間的・経済的ゆとりをもって学ぶことができます。人生100年時代を迎え、学びたい人が学びたいときに学べる学園として、社会の要請に応えてまいります。 さらに、社会の急速なIT化に対応し、ICT教育を大学・短期大学・高等学校・中学校で積極的に取り入れています。このたびのコロナ禍においても効果的なオンライン授業をいち早く行うことができました。   

このように山陽学園は、135年の伝統を踏まえながら、これからも社会の変化に対応して進化し続ける学園にしたいと考えています。ご理解とご支援を賜りたいと存じます。